製品情報

すいろまもるテープ

菊水テープロゴ

2025年10月13日

U字溝の目地を簡易補修するテープ

1巻シュリンク包装

バーコード有

用途(例)

・用水路の目地簡易補修

説明

耐久性に優れた合成ゴム系シートに、合成ゴム系粘着剤を塗布したテープです。
田や畑周り、工場周辺の用水路で、水が染み出していたり、漏れ出ていたりするU字溝の継ぎ目を簡易補修するための製品です。
貼り付け面を清掃した後に、テープを貼り付け、圧着します。その後、トーチバーナー等で加熱することによって、U字溝に溶融接着します。
また、目地の隙間が10mm程度あいている場合には、テープを丸めて詰めて、炙っていただくと、目地の補修ができます。
水道用資機材の浸出試験(JWWA Z 108)をしておりますので、安心してお使いいただけます。
水路への転落事故防止の観点から、水路位置を強調する明るい水色を選定しております。

特長

性能

                               
厚さ(mm) 1.2
粘着力(N/10mm) 18.0
引張強さ(N/10mm) 35.0

※ この特性値は社内試験法により測定した一例であり、保証値ではありません。

テープ構成図

  • 合成ゴム系シート
  • 合成ゴム系粘着剤
  • はく離紙

標準サイズ・ケース入り数一覧

幅(mm) 長さ(m) 入数(巻)
100 5 12

※ 在庫については販売店所、係員にご確認ください。

テープ詳細・使用例

使用上の注意

・この製品は、用水路の目地補修用テープです。あらかじめ下地の適合性、接着性を十分にご試験ください。
※新設の用水路(U字溝)には貼り付かない可能性があります。
※被着体の材質・表面状態および貼り付け期間によって、基材・粘着剤が残る場合やはがれの恐れがあります。万が一、被着体が汚損した場合は、当社では一切責任を負いませんのであらかじめご了承ください。
・貼り付け面のゴミ、砂利、水分、油分等を十分に除去してください。
・はく離紙をはがし、テープを引っ張らないように貼り付けてください。
・貼り付け後は、底面・壁面をゴムハンマー等で十分圧着してください。
・圧着後、バーナー等で加熱する際に、火傷・火災等には十分ご注意ください。
・施工不良のほとんどが加熱不足となります。表面に気泡が現れるまで遠火でゆっくり炙ってください。
・施工終了後は、十分放熱してください。
・テープに使用しているはく離紙は、床などに放置すると、すべって転倒する恐れがありますのでご注意ください。
・人体(皮ふ)には直接貼らないでください。
・テープを保管する場合は、直射日光を避け、涼しいところに置いてください。
・詳細な施工方法等につきましては、動画をご覧いただくか当社係員にご連絡ください。

【施工に不向きな水路】
・新設のコンクリート成形品は、白華現象やレイタンス等により浮き出した石灰成分(白い粉)により、テープが貼り付かない、もしくは施工してもすぐに剥がれる恐れがあります。テープを使用される場合は、グラインダー等で表面を削り、石灰成分を除去した上でご使用ください。
・普段から水量の多い場所、水流の強い用水路、大型の水路等は、水流や水圧によりテープが剥がれる可能性があります。
・著しく破損している場所、倒壊のおそれがある場所への貼りつけはお避けください。目地部分の段差や隙間が大きかったり、U字溝が割れていたりなど、劣化の激しい水路に貼る際は、あらかじめモルタル等で補修してからご使用ください。また、ひび割れから石灰成分(白い粉)が噴き出している際は、グラインダー等で1mm程度削って石灰成分を除去した上でご使用ください。

【施工環境】
・晴れの日が続いている気温10度以上の日に施工してください。
・冬季に施工する際は、貼り付ける箇所を十分温めてから貼り付けてください。
・水路に水が残っている、もしくは水分を帯びている場合は、トーチバーナー等で完全に乾かしてから施工してください。 ※トーチバーナー等の火気を使用する場合は、周囲に燃えやすいものや熱の影響を受ける様なものがないことをご確認ください。

【施工に必要な道具】
・掃除道具(金ブラシや硬めのたわしがお勧めです。)
・トーチバーナー(ホームセンター等で市販されているもので構いません。)
・すいろまもるテープ
・ハサミやカッター
・ゴムハンマー
・ローラー等

【施工手順】
・徹底的な掃除が必要です。水分や微細な砂・ほこりが剥がれる原因となります。
・清掃後、目地の簡易補修を行ってください。補修する目地のサイズにテープを切り、丸めて隙間に埋め込んだ後、バーナーでテープを加熱してください。
・テープを水路に合わせて採寸し、セパレーターを剥がして貼り付けます。ゴムハンマー等で、テープの端部や壁面を圧着し、十分馴染ませてください。テープ端部を重点的に圧着すると剥がれにくくなります。
・トーチバーナーで溶融してください。遠火で温めるときれいに施工できます。気泡が出てきたら施工完了です。 ※加熱しすぎて穴があいてしまった場合、冷えてから上にテープを再度貼り、バーナーで加熱すると補修できます。

このページを印刷

カテゴリーから探す